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イルカのお勉強

イルカの分類 イルカ・クジラの分類 バンドウイルカの分類 イルカの秘密の力 イルカ図鑑
イルカ・クジラ豆知識 イルカの体 イルカの行動 イルカの群れ  

「イルカ」
それは私達に多くのものを与えてくれる・・・。
癒し、安らぎ、自然。

皆さんが普段イメージするイルカとは、水族館で華麗なショーを演出してくれるイルカや、
野生のダイナミックな魅力を持つイルカなど、
きっとそれぞれ違うイメージがあるのではないでしょうか。

現在、この地球上には約80種類の野生イルカ、クジラの仲間が生息しているといわれています。
そして海や河、それぞれの環境により特徴が異なります。

その地域のイルカの生態や特徴、行動など少しでもイルカについての知識を得ることで、
ドルフィンスイムやツアーも更に楽しいものになるはずです。
ここではまだまだ多くの謎を秘めたイルカ達について、少しずつ学んでいきましょう。

イルカの分類

進化の過程で一度陸に上がったが、もう一度海へ戻りその海の環境に適応し進化をしていったイルカ、クジラ達。私達と同じ「哺乳類」であるイルカ、クジラは「海凄哺乳類」と分類され、更にその中でも水中適正が発達している種を「鯨類」と呼んでいます。

「鯨類」・・・イルカ、クジラの総称

鯨類は、「二亜目9科約80種」が全世界の海に生息しているといわれています。
では、これらの鯨類(イルカ、クジラ)はどのように分類されているのでしょうか?
実は分類には全世界共通で7つの分類階級があり、それら7つを分類の基準としているのです。

7 つの分類階級・・・「界・門 ( 亜門 )・網・目 ( 亜目 )・科・属・種」

大きな分類から順に、更に詳しく分類をしていきます。

バンドウイルカの場合

界: 動物(界)
門: 脊椎動物(門)
(脊椎動物亜門)
網: 哺乳(網)→ここで「哺乳類」と分類される。
目: 鯨(目)→ここで「鯨類」と分類される。
(歯鯨亜目) 科: マイルカ科
属: バンドウイルカ(属)
種: バンドウイルカ →1種に確立され分類される。

この様に7つの階級によって1種と確定されるのです。
分類学は全世界共通で1種の固有としての表示として「学名」で認識されています。
学名はラテン語で表され、バンドウイルカの場合は『Tursiops truncatus』となり、全世界で『バンドウイルカ』として認識されているのです。

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イルカ・クジラの分類

一般にイルカ、クジラとは成体時の体長がおよそ4メートルを境にして分けられます。
・体長 4 メートル以上・・・クジラ
・体長 4 メートル未満・・・イルカ
そして、歯を持つ鯨類を「ハクジラ」、ひげを持つ鯨類を「ヒゲクジラ」と呼び、大きく2つに分けられています。

ハクジラとヒゲクジラとは・・・?

<ハクジラ>
上下に約44本の歯を持っている、この様に歯を持つイルカ、クジラをハクジラと呼んでいます。
ハクジラの歯は、円錐形の犬歯型の歯を持っており、捕食の為だけに使用するのではなく交尾をめぐる雄同士の戦いの際にも使用されます。(クジラに含まれる鯨類...バンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカなど)

<ヒゲクジラ>
進化の過程で歯が消失し、かわりに歯ぐきが進化した板状のひげの様なものが上顎から生えています。 このひげを持つイルカ、クジラをヒゲクジラと呼んでいます。ひげは捕食の際に餌であるプランクトンやオキアミを濾し取る役割を果たしています。

更に日本ではそれぞれの大きな特徴によって「ホエール」「ドルフィン」「ポーパス」の3つに分けられ、私達が日頃身近に呼ぶような総称としても認識されています。
(※海外でもほぼ同様)

ホエール、ドルフィン、ポーパスとは・・・?

<ホエール>
体長が4m以上のものをホエールと呼ぶ。
<ドルフィン>
前に突き出したクチバシ(吻)を持つ種をドルフィンと呼ぶ。
<ポーパス>
クチバシ(吻)を持たない種をポーパスと呼ぶ。

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バンドウイルカの分類

御蔵島から三宅島をはじめ、日本全域で見られるバンドウイルカは「沖合型」と「沿岸型」の2種類に分類されています。
(この2種類は生態学的用語であり、分類学ではありません。)

沖合型 [ トランカトゥス・Truncatus]
体長は大きく、地域によっては4m近くにもなる。
腹部は乳白色で背中は黒色をしておりコントラストが強い。
主に下半身の筋肉が発達している。
沖合の深く、透明度の高い海に生息している。

沿岸型 [ アダンカス・Adancus]
沖合型に比べ小型で、体長は約2,5mほど。色素が薄く、腹部と背側のコントラストは強くない。
色素が薄い理由としては、浅瀬に生息しているため外敵が少ないためである。
世界中の温帯と熱帯に生息しており、主に上半身の筋肉が発達している。

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イルカの秘密の力


イルカ

イルカ、クジラは、人間にはない能力を持っているとよく言われます。
それが、「エコロケーション」という特有の能力です。
エコロケーションとは、日本語で言うと「反響定位」といいます。
人は、コミュニケーションをとる時など色々な場所において声で多くの交信を行います。
しかし、イルカには声帯がなく更には水中での交信というものは困難になります。
エコロケーションは、コミュニケーションの際に活かされ、それ以外にも多くの状況に活用されているのです。
声の代わりにイルカ、クジラは音を使って交信をとるという能力を身につけたのです。

エコロケーションの仕組みは、噴気孔と肺を結ぶ口喉と鼻内の気嚢を振動させることで音を出しています。 音には種類があり、状況に応じて違う音を出します。

イルカ、クジラの出すエコロケーションの音は、メロン部で共鳴、増幅されて、より協力な音波となるのです。
そして発射された音波から反響された振動は、アンテナ機能をもつ下顎内の脂肪層でとらえられ、骨伝導により内耳と脳に達しています。
この反響から、イルカ達はあらゆる情報を得ているとされています。

音源は気嚢に2箇所、咽頭に1箇所の合計3箇所があり、2種類の音を同時に発し、更に同時に同波の異なる音波を発することもできます。

イルカ、クジラがもつこの音源定位能力は波長が1cmなので、小さな餌生物は確認することが出来ます。
一般にヒゲクジラのエコロケーションは、イルカを含むハクジラと比べて発する音域が低く、音の振動幅が広いのが特徴です。
しかし、低い音は遠くまで伝わるため、周囲の地形を探ったり他の固体とのコミュニケーションをとるのに使用しています。

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イルカ図鑑

 

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イルカ、クジラの豆知識

★どうしてイルカやクジラの尾びれは横向きについているの?

魚たちは尾びれが縦についていて、左右に動かして水中を泳いでいるのになぜイルカ、クジラはおびれが横向きについていて上下に動かす身体の仕組みになったのでしょうか・・・。
イルカ、クジラは哺乳類であるため水面に上がって呼吸をしなければなりません。
その為、魚のように縦の向きに尾びれが付いていても水面には上がれないのです。
だから水面へ上がる力を持つ、上下のキックが可能な横に向いたひれを持つと考えられています。
逆に魚たちは水面で呼吸をする必要がないことと、潮の流れに逆らって泳ぐため前へ進む力を持った縦に向いたひれを持っていると考えられています。

★イルカを漢字で書くと「海豚」。しかし、イルカという漢字はまだある!

通常多くの場所で見かけるイルカの漢字『海豚』。 この漢字は元々中国の漢字をそのまま当て字にしたものなのです。 中国の漢字でイルカという漢字は何種類かありますが、日本の漢字でもイルカという漢字が存在します。 もうひとつの漢字とは『鯆』なのです。この漢字は、「魚」に「哺」が組み合わさった漢字です。 「哺」とは哺乳類の「哺」、水中にすむ哺乳類という意味なのでしょう。

★ハンドウイルカを漢字で書くと『半道海豚』そ の理由は?

水族館やショーでも馴染み親しい「バンドウイルカ」 漢字で書くと「半道海豚」と書くことをご存知でしたか? ではなぜ「半道」という漢字になったのでしょうか・・・。 実は、はっきりとした結論は出ていませんが、現在数ある説の中のいくつかをご紹介します。

<説 1> 昔、お坊さんのことを「入道」と呼んでいた。 そしてお坊さんの坊主の頭が、オキゴンドウの頭部と似ていたことから、オキゴンドウの事を「入道」と呼ぶようになる。 そしてハンドウイルカは中途半端な形(入道の半分)だということから「半道」と呼ばれるようになった。

<説 2> ハンドウイルカを見てみると何だか笑っているように見えた。 そんな笑っているかのような顔が、歌舞伎用語で道化役者やおかしみを帯びた三枚目役を指す言葉である「半道」に見えるこ とから由来された。

★イルカ、クジラの皮膚の厚さは 4 層。熱帯や極寒の海でも大丈夫なの?

イルカ、クジラの皮膚は、全表面を覆っており、真皮と表皮からできており、 ナスやゴムの様と、表されることもあります。 そしてその次に、角質層、発芽層が続き、真皮、脂肪層となり、脂肪層は厚さが 20~30cm にもなります。 しかし、水温の高い海や零度以下にもなる極寒の海で生活し、4 層にも重なる皮膚を持つイルカ達は大丈夫なのでしょうか・・? 答えは、大丈夫!イルカ、クジラの脂肪組織は自己の体温を零度以下の極寒の海や摂氏 30 度にもなる赤道付近の海でも体温 を一定に保つことができるのです。イルカ、クジラは高度な恒温動物なのです。

★イルカ、クジラの英名に隠された意味!

バンドウイルカの英名・・・「Bottle nose dolphin」
直訳すると「瓶のような鼻」という意味です。
バンドウイルカの突き出たクチバシ(吻)が瓶のようなイメージだったようです。

セミクジラの英名・・・「Right whale」
直訳すると「本当のクジラ」という意味です。
これは昔、捕鯨で背びれがなく、動きがゆっくりなセミクジラを標的としており、漁師たちの中でこれこそが本当の鯨だ!
と言い伝わり今に至ったようです。

★イルカ、クジラの和名に隠された意味!

マッコウクジラの和名・・・「抹香鯨」
マッコウクジラの腸の中に茶色の塊(腸内結石)ができている事があります。
それは、龍涎香(アンバー・りゅうこうぜん)と呼ばれ、高値で取引されていました。
この龍涎香は、イカの口器・カラストンビが混じった腸内にある塊のことです。
これが、香りを放ち、ムスク様で媚薬、香水の原料になり、非常に高価でした。
火に入れると線香のような香りがすることから「抹香」と呼ばれるようになりました。

ザトウクジラは和名・・・「坐頭鯨」
ザトウクジラの姿が盲目の琵琶法師(坐頭市)が琵琶を背負った後ろ姿に似ている為「坐頭」と呼ばれるようになりました。
セミクジラの和名は「背美鯨」です。
セミクジラは、背びれがなく、背中のラインがなめらかで美しいため「背美」と呼ばれるようになりました。

★「鯨」という漢字の由来!

「鯨8クジラ)」という字は、なぜ「魚」に「京」というつくりになったのでしょう? それは、「京」が最大のポイントになります。 この「京」は京都などの意味ではなく、数の大きさを表します。 「京」は兆の次の単位なのです。それほど大きなもの、海に住む最大の生物という意味で「鯨」という漢字がつくられたのでしょう。

★白いイルカ、白いクジラ

白いイルカやクジラの話や伝説をご存知でしょうか?
神話や小説、多くの記録の中に白い鯨類の存在があると書かれています。
実際に体色が白いイルカやクジラは発見されているのです。
なぜ、体が白くなってしまったのでしょうか・・・。
それは、色素遺伝子が変化した為に白色の体をしたイルカやクジラが産まれたのです。
突然変異により体色が白色になって産まれた固体の事を「アルビノ」と呼びます。
特徴として、体色が白いほかに赤い目をしているといいます。
そして、体色は白いが目は黒い固体の事は、「白化」と呼ばれています。
2007年、海外でピンク色のハンドウイルカが目撃されており、先天的に色素が少ないアルビノではないかとみられています。
イルカだけでなく、クジラ、他の動物、更には人間にもあるのです。
ただ動物達のアルビノは、外敵からその体色の為狙われやすいので、寿命はあまり長くないと言われています。

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イルカの体

仮


口のクチバシのような部分で、吻(フン)と 呼ぶ。
吻先はとても敏感で、吻をあらゆる場面で使用する姿を見ることが出来る。


イルカの目は、水中では良く見えていますが水面から顔を出している空気中では近視になる。
水中は空気中に比べ光の衰退が著しい為、表面層でも30〜50メートルしか見渡せないが、
この様な状況下でイルカの角膜は水と同じ屈折率を有しているので光の影響を受けない。
イルカの目のレンズ(水晶体)は球形に近い形をしており、上下左右径に比べて前後の直径が少しだけ短くなっている。
この様な上下左右の径が違うのがイルカの特徴。


イルカは余分な突起がない為、耳は目のやや後方に針で穴を開けた(ピンホール)ような穴があり、耳たぶは存在しない。
人間と同じような仕組みではなく、鼓膜には直接つながっていない。
下顎の先端で音の振動の伝わりを受け骨伝道により、
脂肪組織で増幅されてから中耳、そして内耳へと送られ音を感じている。

胸鰭
イルカ類の胸鰭は、昔腕だった部分が進化したと言われており、胸鰭には人間と同じように5本の指の骨が存在している。
胸鰭は主に舵の役割を果たしている。

背鰭
イルカ類の背鰭は、左右のバランスをとる役目をしている。
背鰭には他の鰭と違い、骨がなく丈夫な繊維質が詰まっており皮膚が変化したものだと考えられている。
そして冷たい水温から体温を守る為に脂肪を多くたくわえているイルカは、熱を放射する際水面から背鰭を出して調節をしている。

尾鰭
イルカ類の尾鰭は、水中を進む為の推進力の役割をしている。
水中を泳ぐスピードは時速40キロにもなるため、ハイスピードで獲物を追う。
鰭は丈夫な繊維質で出来ていて、 水中を上下にしなやかに動かし水を捕らえる。


イルカ類の鼻は噴気孔、又はブレスホールと呼ばれ頭部に位置している。
特に皮膚感覚が優れており、噴気孔付近は特に敏感と言われている。
1分間に数回ほど水面へ噴気孔を出し、噴気孔を開閉して呼吸を行う。
その呼吸の周期はおよそ40秒ほど。
哺乳類の臭覚器は通常、鼻の奥にある粘膜にあるのだが、イルカ類の鼻の同じ部分を調べてみるとこの嗅覚が消滅してしまっている。

メロン部
イルカ類の頭部(額部)に位置している脂肪層のこと。
メロン部の中は空洞になっており、厚い脂肪に覆われている。
重要な役割を果たすメロン部は、エコロケーションの際に発せられた音をメロン部内で共鳴し増幅させ強力な音波を発射させる。

生殖孔
イルカ類の生殖孔は雄、雌にそれぞれ特徴があり水中で識別するのは難しい。
雄と雌の生殖孔の区別は下記のようになっている。


生殖孔の付近には何もなく、裏面に凸凹がない。
生殖孔の内部には生殖器がついており、普段は内部にあるが発情期になり、雌をめぐる交尾の際に外側に出る。


生殖孔の付近に平行して左右対称に短い筋があり、内部には乳房がある。
そして発情期にはピンク色になる。雌の場合は三本の筋があるので確認はしやすい。

イルカやクジラは私達と同じ哺乳類。 繁殖期には出産をし、新たな命が生まれます。

ここでは出産、そして子育てについてみていきましょう。

<出産>
妊娠期間は12ヶ月で、人間とほぼ同じ妊娠期間があり、イルカやクジラの仲間では、1産1仔が通常とされています。
長い時間をかけて出産を要するために、 産まれてくる子供が溺れる事がないように尾鰭から先に誕生させます。
そして産まれたばかりの子供は母親の胎内にいた名残で、尾鰭や背鰭が丸まっていることが多くあります。
子供の大きさは約1メートル程で産まれ、授乳期間は約12ヶ月〜18ヶ月ほどです。
子供が誕生した時、初めての呼吸をしないと溺れてしまいます。
しかしまだ産まれたばかりの子イルカは水面へ上がることが難しい為、
母親は子供が水面に出て確実に呼吸が出来るように、幼い体を下から持ち上げて水面まで上がるのを手伝ってあげるのです。
そして下から体を支えながら子供に確実に呼吸をさせてあげます。
この下から支えてあげるという行動は、出産の際以外に群れの中で弱った仲間がいた時、
その体を他の仲間が同じように水面へ下から支えて持ち上げ呼吸を手伝う様子などが観察されています。
子供に対する愛情、そして仲間に対する気持ちが伝わる行動です。
人間の母親、仲間のように常に相手を思いやる愛情が感じられる行動で、哺乳類だけでなく生き物全般に共通する「愛情」を感じさせられます。

<子育て>
イルカやクジラの母親は子供が産まれると、愛情のこもった様に感じられる子育てをします。
例えば、幼い子供のイルカ、クジラはまだ自分だけで進む力があまりなく水中をずっと泳ぎ続けるのは大きな負担ともなります。
そんなイルカやクジラの子供は、母親の体にぴったりと寄り添う位置で泳ぐことが多いです。
こうする事で、母親の動きによって作られる水の動きに乗って、子供があまり泳がなくても良い様にしてあげている様です。

又、母親は産後1週間、眠りを激減させて子育てを行います。
これは研究によって調べられた事なのですが、通常イルカは片目をつぶり、
脳の半分ずつを交互に眠らせるという特殊な「半球睡眠」をしてます。
ゆっくり水中を周回して休息中に見られた睡眠している割合が、母親は他のイルカの90%に比べて、40%と極端に少なかったのです。
そして、両目を閉じてリラックスした眠りは母親イルカには見られなかったそうです。
眠っても片目を開けて寄り添う子供のイルカを見守っているという結果も出ています。
母親イルカの子供に対する想い、愛情が感じられますね。
御蔵島では、子育てを群れの仲間達が助けてあげているという観察もされています。
この様にイルカは子育てを行い、子供のイルカは3歳〜4歳程で母親イルカの元を離れ新たな道へと進みます。

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イルカの行動

水中を生活空間とし、自由自在に泳ぐイルカやクジラ達。
水中で聞こえる音ってどんな意味があるのか、クジラとイルカの出す音は何が違うのか・・・。
そんなイルカやクジラの生活・行動について見ていきましょう。

イルカの声について
水中をイルカと一緒に泳いでいると、姿は見えないが聞こえてくる声・・・。
近くを泳いでいるときに聞こえる音・・・。
この音はイルカ達が発している音であり、行動を探る音でもあるのです。

イルカの出す音波は『超音波』として認識されており、超音波とは人間の耳には届かないほどの高い音波を発するものです。
通常私達人間の耳には10Hz(ヘルツ)程度の音しか聞こえませんが、イルカの出す音波の高さは、なんと160Hzにもなるのです。
イルカの声には様々な音があり、次のように考えられています。

<ホイッスル音>
音・・・「キューイキューイ、ピーピー」
笛(ホイッスル)を吹くような高く長い音で、一般に個体間でのコミュニケーションに用いられています。
このホイッスル音は100〜200メートル離れた距離からも聞こえる音です。

<クリック音>
音・・・「カチカチ、キキキキ」
1万分の1秒程度の短い音が連続的に発せられます。
エコロケーション時に用いられるが、同時に強い音圧で餌となる魚などの動きを麻痺させる可能性も示唆されているようです。
クリック音は対象物に直接当てるように発せられています。
そうすることで、対象物の距離・大体の大きさなどを探ることが出来、正確に次の行動に移せるのです。
クリック音の特徴としては、対象物が遠い間は音の感覚は広く、近づくにつれて小刻みになっていき対象物に焦点を絞っているのだと思われます。

<層状音(バーク音)>
音・・・「ギャアギャア、ギギ・ギギ」
いくつもの周波数成分が重なり合うことから名付けられた層状音は、
相手に威嚇する際や興奮した時などに頻繁に発せられる音です。
ギャアギャアといった叫び声や、猫の泣き声のようにも聞こえるようです。

スパイホップ(スパイホッピング)
水面から顔を出して周りの様子を観察する際に行う行動です。
船が近くを通過する際などに行うことがあるようです。

ラビング
イルカやクジラの仲間が、海底の砂や砂利に体を擦りつけるような行動をします。
この行動は体表の古い組織や皮膚についた寄生動物を落とす為とも考えられています。
又、規制動物を落とすという水底でのラビングだけでなく、日常仲間同士でも頻繁に体を触れ合い、
お互いの胸鰭や尾鰭で刺激を与え合っている様子もあります。
2頭が向かい合わせになりながら一緒に泳ぎじゃれあう姿を観察することも出来ています。

<雄同士の絡み合い>
発情期のシーズンになると良く見ることが出来る行動です。
雄達は雌をめぐる発情期に、交尾の練習を行うのです。(明確化はしていません)
その際に群れの雄同士でお互いじゃれあう様に絡み合います。
警戒範囲が広くなるので、人間がドルフィンスイムの為に水中に入ると雄のイルカ達はそれに気付き、行動をやめてしまいます。

<採餌>
水底へ逆立ちのような姿勢をとったり、何度も水面と水底を行き来していると採餌の行動をしていると考えられます。
水底に生息しているタコやカニなどを捕まえようとしている様子が観察できると思います。
又、イルカは採餌を行う際、群れで行うことが多く囲んで捕まえる方法を捕ることがあります。

<休憩>
イルカ達の休憩は、止まっているわけにはいきません。
水中を移動をしながら休息をとるのです。
休憩をしながらの移動は、比較的深い深度を取りながら群れを組み、ゆっくりと泳いでいきます。
一緒に遊ぶ場合には水底に近い位置へ行かないと通り過ぎていってしまいますね。
一定の速度を保ちながら進んでいく群れの様子は、悠然としています。

<S字姿勢>
イルカが「S」の様な姿勢になった場合は警戒し、威嚇を表しています。
その場合にはイルカに近づいたりはせず、少し離れた位置を取ります。
イルカに対して警戒や威嚇されるような行動は取らない様に気をつけましょう。

<威嚇・警戒>
人間や船を警戒しているイルカは退避行動として、水中へ潜り泳いで行ってしまいます。
特に子供のイルカを連れた親子の群れなどの場合は特に警戒心が強く退避行動をとることがあります。
水中でのイルカの威嚇は、クリック音や層状音(バーク音)を発しながら口を開けこちらを向くような行動をとります。
その際には近付いたりはしないように注意してください。
発情期などにはイルカは警戒心が強く、雄などは交尾をめぐり攻撃的になっていることもある為、
水面などから状況を確認しましょう。

<子育て>
母親のイルカは子供のイルカをすぐ傍に連れ一緒に泳いでいきます。
群れの中で子育てを手伝うイルカもいるので、とても仲間意識が強く支え合いながら生活を送っています。
母親のイルカは傍から離れずに子供のイルカを見守っているのです。
ドルフィンスイムで人間が赤ちゃんの近くに行こうとすると、母親イルカが間へ分け入ってきて子供イルカを守ろうとします。
しかし、発情期になると雄のイルカ達が母親イルカとの交尾をめぐり、子供のイルカへ攻撃をすることがあります。
水面まで下から持ち上げ攻撃をし雌に自分の子孫を残そうと争う様子も観察されています。

<睡眠>
イルカの睡眠は目をつぶってから呼吸をするまでの事を睡眠としています。
1日約300〜400回ほど、時間にして約5時間ほどの睡眠をとっています。
眠る時には、一定方向に回転しながら眠る特性があり、回転する方向は生息する地域によって異なるのです。
・南半球に生息するイルカ…時計回り
・北半球に生息するイルカ…反時計回り
イルカは睡眠をとる際に左右の脳を交互に眠らせることが出来ます。
右目を閉じている時には左脳が、左目を閉じている時には右脳を休ませているのです。
この事を「半球睡眠」といいます。

<水分補給方法>
イルカの水分補給は水中にいるのだから海水で補っているのではないのだろうか、
と思われがちですが必要な水分は、海水からはほとんどと言っていい程に得てはいないのです。
イルカ達の水分補給方法は、捕食の際に捕まえた魚などから摂取しています。
海水からはごくわずかな水分補給を行っているようですが、意図的に摂取しているわけではないようです。
また、海水を体に多く取り込みすぎてしまうと人間と同じように脱水症状も起こしてしまうのです。

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イルカの群れ

野生のイルカ達のほとんどが、数固体から時には何百もの群れをつくり生活しています。

雄だけのグループ

成熟した雄同士が2~3頭集まり群れを形成し、永続的な関係を築きます。

雌と子のグループ

母子で数十頭で集まり群れを形成します。子イルカは、ある程度までは母親イルカと行動を共にしますが、3年程経つと母親イルカの元を離れ、 違う群れに加わるようになります。

子イルカのグループ

母親イルカの元を離れた子イルカ達が集まり、群れを形成します。子イルカは、3~4歳程で群れに加わり、同じ世代のものと一緒に過ごします。子イルカ達はお互いに体をぶつけ合い、最も活動的です。

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